亀田製菓株式会社(本社:新潟県新潟市、代表取締役社長 COO:佐藤 勇)は、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在を予定している日本の宇宙飛行士が宇宙で食べられるおやつとして、「亀田の柿の種」を宇宙航空研究開発機構(JAXA)に申請し、8月7日(月)に認証を取得いたしました(JAXA認証No-JD011)。
■開発経緯
2014年に「亀田の柿の種」を宇宙日本食にするための開発を開始しました。開発を進めていく中、2016年に「亀田の柿の種」は発売50周年をむかえ、節目の挑戦として「亀田の柿の種」を宇宙日本食認証の開発は正式なプロジェクトとなりました。そして3年の研究、開発期間を経て、亀田製菓設立60周年を迎えた2017年に宇宙日本食の認証を取得しました。
■「宇宙日本食」の認証を受けた「亀田の柿の種」について
【品名(和文/英文)】米菓(柿の種ピーナッツ入り)/Rice Crackers(Kakinotane with peanuts)
【賞味期間】1年6か月
【内容量】合計35.0g (柿の種とピーナッツは約6:4の割合で入っています)
【内容物】市販されている「亀田の柿の種」と原料・製法は同じです(一部使用設備が異なります)。
「亀田の柿の種」の特長であるカリッとした食感を宇宙でもお楽しみいただけるようにいたしました。
【包材】
宇宙日本食の「亀田の柿の種」は90mm×9mm×40mmのトレーに入っています。トレーの蓋と外側底面にベルクロがつい
ており、繰り返し蓋を開閉したり、固定された場所にくっつけることができるようにするなど、無重力の宇宙でも飛び散るこ
となく食べられるよう工夫しました。
【今後について】
日本人宇宙飛行士とともに、宇宙日本食に認定された「亀田の柿の種」が宇宙に行くことを目指します。
※宇宙日本食に認定されたフィルムパウチ包装の「亀田の柿の種」は、現在販売の予定はございません。
■「宇宙日本食」とは
国際宇宙ステーション(ISS)に長期間滞在する日本の宇宙飛行士に、日本食の味と食感を楽しんでもらうことで仕事の効率維持や向上につながることを目的にした宇宙食です。食品メーカーが提案する食品をJAXAが審査し、宇宙食としての基準を満たした食品が、「宇宙日本食」として認証されます。日本の伝統的な和食に限定せず、米飯や麺類、カレー、魚料理、飲料、菓子類などが認証を取得しています。