2021年12月14日12時00分
本日14日は、ふたご座流星群が極大となります。
極大時刻は16時頃。日本ではこの時刻は日没前にあたるため時間ぴったりには見ることが出来ませんが、東京では2時から4時頃に空の暗い場所では、1時間あたりおよそ30個から40個の流星が予想されるとのことです。
流れ星を見つけやすくする4つのポイント
①人工の明かりが少ない場所。人工の明かりが多いと、その明るさに邪魔をされて、暗い流れ星が見えにくくなり、見ることのできる流れ星の数が少なくなってしまいます。
②なるべく、空が広く見渡せる場所。
③空の広い範囲に、注意を向けましょう。放射点の方向に、こだわる必要はありません。流星群は、放射点(流れ星の軌跡を、逆向きに延長したときに通る点のこと)のある方向だけに出現するわけではなく、夜空のどこにでも現れます。空をより広く見渡しているほうが、より多くの流れ星を捉えられる可能性が高くなります。
④月のある方向を正面にして観察するのは、避けたほうがよいでしょう。月明りに邪魔されて、暗い流れ星が見えなくなってしまいます。
また、肉眼では捉えにくい暗い星は、カメラを利用することで、確認できる確率が上がる可能性があります。
コツは以下になります。
①デジカメで撮影の場合、撮影モードはマニュアルモードで撮影。
②ISO感度(デジタルカメラが光をとらえる能力を表す値)を上げる。
➂f値(レンズの絞り具合)を下げる(レンズを開く)
④シャッタースピードを遅くする。
➄シャッターボタンを押したときの手ブレを防ぐため、セルフタイマーを使う。
⑥➄と同様手ブレ防止のために三脚を使う。
特に①➄⑥は必須となり、②➂④は何枚か撮影しながら丁度いいバランスを探る必要があります。