2022年2月21日10時30分
以前こちらの記事で『月が存在している星座を占いやスピリチュアルの世界では「月星座」といいます。
太陽が存在している星座を「太陽星座」（こちらが一般的な星座占いで使われるもの）というそうです。』
と太陽星座と月星座があることを書きましたが、位置以外にどのような違いがあるのでしょうか。
その説明に入る前にこの太陽と月が通る星座が存在している黄道について説明します。
黄道とは約2000年前のギリシャ時代に、地球から見た太陽の方向に印をつけ、それを一年分繋げた、言わば太陽の通り道のことであり、その黄道上にある星座が12個ある為、黄道十二星座と呼ばれています。
その黄道十二星座はギリシャ神話に登場する神々を星を紡いで表したものであり、それぞれに伝説があるため、「星で描く絵本」と言えます。
太陽星座とは生まれた日に、太陽がどの星座で輝いていたかが、しだいにその人の人生を左右すると考えるようになり、おなじみの星占いが生まれることとなったのです。
ただし、現在では、星占いで用いられる星座と、実際に太陽が存在する星座とは相当ずれています。これは、北極星が永遠に天の北極にあるのではないのと同様、地球の自転軸がほんの少しずつ位置を変えていくため、太陽と星座の位置関係も少しずつ変わっていくからです。
月星座とは太陽星座とは違い、生まれた瞬間に月がどの星座で輝いていたかを示すものであり、同じ日に生まれた人でも月星座が違うことがあります。
これは太陽より月の方が運行スピードが速いためこのようなことが起こります。
太陽は約一年かけて地球の周りを回るのに対して月は約27.3日で一周するのです。
